(画像出典:リショップナビ/和風の玄関にするための7つのポイント)
玄関は清潔でありさえすればそれでよい
何度も出てくる私の愛読書です。
この中にはこう書かれています。
玄関の正しいあり方
①玄関は清潔か汚いかが最も大切です。玄関の面積の大小は、さして問題ではありません。
②玄関が汚い家の子供は、外でいじめられるようになるとされます。
③玄関がきれいな家の人は、社会で上司や目上の人からの引き立てがあるとされます。
清潔な玄関を好み、きちんと整理整頓し、玄関を清掃する根気のある人たちは、社会の中でステータスがあり、他人から大切に重んじられるようになります。
それは、玄関という場をきちんと管理し清潔にできる能力が、人々から魅力ある人間だと思われる心理を作り出しています。
④玄関は朝日がたっぷりと採光でき、夕陽があたらないことが理想です。
玄関はただ清潔でありさえすればそれでよい。以上(^^;
…とは言うものの、風水的にはこうしない方がよいという例が載っています。
この後に掲載する写真の出典はほぼ全て以下のサイトからになりますが、風水的には好ましくない事例なので、写真の直リンクは置かないことにします。
穿堂煞(せんどうさつ)
玄関を開けると正面の奥に窓があって、外が突き抜けて見える構造です。
住宅展示場などを見て回っていると、このような構造の玄関が多いような気がします。
最近の流行りなんですかね?
私個人的にはモダンで明るくオシャレな印象なんですが、風水的にはあまりよろしくないようです。
よくない理由についてはここでは割愛します。(以下同じ)
(ぜひ上の本を買って読んでみてください。Kindle Unlimitedなら無料です。)
玄関を開けると階段だった
玄関を開けるとすぐ目の前に階段がある構造です。
私が以前住んでいた3階建てのタウンハウス型マンションがまさにこれでした。
この構造については、1階がリビングで2階(または3階以上)に子供部屋などがある場合、親がいる場所を通らずに部屋に直行できるのでよくないと、以前から言われてきたように思います。
我が家もそれを承知していたので、この構造は最初から考えていませんでした。
風水的によくない理由はこれはとは違うのですが、詳細は割愛します。
玄関を開けるとドアだった
玄関を開けると正面にドアがある構造です。
これはごく一般的に見られる構造だと思います。
前の前に住んでいたマンションがこうでした。
風水的にはよくないのかもしれませんが、現実的にはこのようにせざるを得ない場合が多いと思います。
玄関を開けると角だった
玄関を開けると部屋の角と向かい合う構造です。
これは延床面積が限られている場合に、玄関の広さを犠牲にして他の部屋の広さを確保するために行われる手法だと思います。
ある程度致し方ありません。
玄関から外に出ると下りる階段
これは土地の形状等により致し方ない場合があると思います。
拱門(きょうもん)
アーチ型の門です。
日本の住居はだいたい直線を基調にできていますが、曲線を取り入れることで洋風になります。
私が当初考えていた南欧風の家では必須となってきますが、風水的にはあまりよろしくないようです。
哭門(こくもん)
完全独立型二世帯住宅に見られる、一つの建物に二つの玄関がある構造です。
(画像出典:LIVING WORK 今を丁寧に生きる/玄関を分けた二世帯)
これとは別に、玄関ドアが二つで玄関が一つの構造を「迴風煞」(かいふうさつ)と言い、これも風水的にはよくないと言われています。
二世帯住宅では玄関共用がベター
住宅展示場巡りをしていた時に二世帯住宅を何軒か見ましたが、玄関が共用(一つ)で、中で居住スペースが分けられているものがほとんどでした。
ハウスメーカーが風水を考慮しているとは考えづらいので、おそらくコストの問題からではないかと思います。
いずれにしても、二世帯住宅を建てる場合、風水を考慮するのであれば、玄関は共用(一つ)の方がよいようです。
我が家の玄関は果たしてどうなのか?
我が家は風水を考慮して建てたわけではありません。
たびたび紹介する風水の本は、設計が全て終わってから知り、読み始めたものです。
今回に記事に記したような好ましくない構造は一つもなく、ある意味奇跡的と言えるでしょう(^^;
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